TOP
老杉神社(滋賀)


鳥居


 老杉神社(おいすぎじんじゃ)は
滋賀県草津市にある神社。

 JR琵琶湖線「草津」駅
より車で12分程の所、
浜街道沿いににある。

 704年(慶雲元年)、
神霊がこの地の大杉に
降臨し、霊木として信仰
したのが創始と伝える。

 その後、社殿を造営し
東西一郡の守護神として
崇拝されたといわれる。

 中世には土豪・下笠氏
の庇護を受ける。

 鳥居を潜ると拝殿、
その後方、一段と高い
唐破風の中門、透塀の
中に本殿がある。

 現在の本殿は1452年
(宝徳4年)、下笠高賀
(近江守護佐々木六角氏
家臣)により再建。

 三間社流造、檜皮葺、
室町中期の神社本殿
建築の遺構として、国の
重要文化財である。

 1670年(寛文10年)、
風雨のため老杉が倒木。
氏子等は嘆き、その材で
神櫃を造り奉安。


本殿


所在地 滋賀県草津市下笠町1194
主祭神 素盞鳴命、稲田姫命、八王子命
資格等 旧村社
創建年 (伝)704年(慶雲元年)
備考 東西一郡の守護神



TOP