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白山神社(京都)


鳥居


 白山神社(はくさんじんじゃ)は
京都府宇治市にある神社。

 JR奈良線「宇治」駅
より徒歩30分程の所、
白川の山里にある。

 一帯は藤原頼通の
山荘があった地とされる。

 創建は定かでないが
790年(延暦9年)、疱瘡が
流行し、その治癒を祈願し
創建したともいう。

 1146年(久安2年)、
藤原頼道の娘・後冷泉
天皇の皇后寛子が
金色院を建立。

 その際、金色院の
鎮守社になったいわれる。
その後、金色院は藤原氏
衰退と共に衰微。

 今は金色院遺構
として惣門と白山神社が
残る。藤原氏ゆかりの
神社である。

 本殿は一間社流造、
桧皮葺。拝殿は寄棟造、
茅葺である。鎌倉時代
後期の再建という。

 拝殿は宇治離宮を
移したものと伝わり
国指定の重要文化財。


拝殿


所在地 京都府宇治市白川娑婆山16
主祭神 伊邪那美命
備考 金色院の鎮守社



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