鳥居

　縣神社（あがたじんじゃ）は
京都府宇治市にある神社。
JR奈良線「宇治」駅より　
徒歩8分程の所にある。

　創建は定かでないが
県（あがた）の守護神で
あったとみられる。

　県は大和政権の地方
組織で政治と祭祠に重要な
位置を占めたとされる。

　1052年（永承7年）、
藤原道長が別荘を平等院
とする際、その鎮守社
としたといわれる。

　主祭神は木花開耶姫命
（このはなさくやひめ）。
貞操の女神とされ、縁結び、
安産の神として信仰される。

　毎年6月5日から6日の
未明に行われる例祭は
「暗夜の奇祭」で知られる。

　姫命のご神体を
梵天に移し、深夜11時、
梵天神輿が真っ暗な
宇治の街を練り歩く。

　当日は700程の露店が
並び、全国から約10万人
の見物客が訪れる。

　「県井戸」は良質な水が
涌き和歌にも詠まれている。

拝殿