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由岐神社(京都)


鳥居


 由岐神社(ゆきじんじゃ)は
京都市左京区にある神社。

 叡山電車「鞍馬」駅より
徒歩8分程の所、鞍馬山
境内、参道脇にある。

 鞍馬寺の鎮守社である。
京都三大奇祭の一つ、例祭
「鞍馬の火祭」で知られる。

 都は天慶元年に大地震、
天慶2年に平将門の乱
(天慶の乱)と相次ぐ世情
不安に襲われる。

 940年(天慶3年)、
朱雀天皇の勅命により
都の北方守護のため
創建されたと伝わる。

 「鞍馬の火祭」は
その時里人がかがり火を
持ち神霊を迎えたこと
によるものという。

 「ゆき」の語源は矢を
納める武具の靱。

 天皇の病や国難時に
神前に靫を献じて平穏を
祈ったといわれる。別称、
「靫(ゆき)明神」と呼ばれる。

 本殿と拝殿は豊臣秀頼
により再建。特に拝殿は
割拝殿形式の桃山建築で
国指定の重要文化財。


本殿


所在地 京都府京都市左京区鞍馬本町1073
主祭神 大己貴命、少彦名命
社格等 940年(天慶3年)
別称 靫明神
備考 鞍馬寺の鎮守社



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