TOP
志古淵神社(京都)


鳥居


 志古淵神社(しこぶちじんじゃ)は
京都市左京区にある神社。

 市バス「能見口」より8km、
徒歩2時間程の市の最北部
久多(くた)地区にある。

 近くに安曇(あど)川に
注ぐ久多川の流れがあり
筏流し、ガワタロウ(河童)
の伝承がある。

 鎌倉時代より生業
として筏流しが始まる。

 山で伐採された木は
筏に組まれ琵琶湖まで
運ばれたという。

 主祭神の志古淵神は
筏乗りを守る神であり
筏流しの安全祈願として
信仰された水神という。

 信興淵(しこぶち)明神
とも呼ばれ、周辺の産土神、
地主神としても崇拝される。

 8月24日の「花笠踊」は
灯籠踊ともいわれる。

 室町時代から続くとされ
中世の風流燈籠踊の形を
残しているという。

 八瀬赦免地踊りの原形
ともされる。国指定の重要
無形民俗文化財である。


社殿


所在地 京都府京都市左京区久多中の町362
主祭神 志古淵神
資格等 旧村社
備考 花笠踊



TOP