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氷室神社(京都)


鳥居


 氷室神社(ひむろじんじゃ)は
京都市北区にある神社。

 叡山電鉄鞍馬線「市原」
駅より徒歩50分程の城山
の峠を越えた山里の氷室
(ひむろ)の地にある。

 地名「氷室は当地より
禁中へ氷を調達するため
の氷室が設けられた
ことに由来するという。

 平安中期、延喜式(927年)
によれば、氷室山城6か所
の中、氷池風神を祀った
との記述がみられる。

 社伝によれば、宮中
への蔵氷を献上していた
主水正・清原家により創建
されたと伝える。

 氷室、氷室池の守護神
として勧請したという。

 主祭神は稲置大山主神
(いなぎおおやまぬしの
のかみ)。朝廷に氷を献上
したという伝承がある。

 古来より痘瘡除けの神
として信仰される。

 拝殿は1636年(寛永
13年)、後水尾天皇の
内裏小御所の釣殿を
移築したものといわれる。


本殿


所在地 京都府京都市北区西賀茂氷室町
主祭神 稲置大山主神
備考 氷室の守護神



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