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岩屋神社(京都)


鳥居


 岩屋神社(いわやじんじゃ)は
京都市山科区にある神社。

 市営地下鉄・東西線
「椥辻」駅より徒歩20分程の
山科音羽山の南西麓にある。

 本殿背後の山腹に
岩屋殿と呼ばれる陰陽
2つの巨巌がある。

 これを磐座として祀った
のが起源といわれる。
社伝によれば、343年
(仁徳天皇31年)という。

 岩座信仰の一つとされ
岩屋大明神とも呼ばれる。

 寛平年間(889-898年)、
陰巌に栲幡千千姫命、
陽巌に天忍穂耳命を祀る。

 岩前の小祠に両神の
子の饒速日命を祀る。

 物部氏系の大宅
(おおやけ)氏が山科
開拓にあたり祖神として
祀ったともいわれる。

 治承年間(1177-81年)、
園城寺僧徒により社殿焼失。
1262年(弘長2年)再建。

 現在は山科東北部の
産土神として崇拝される。


拝殿


所在地 京都府京都市山科区大宅中小路町67
主祭神 天忍穂耳命、栲幡千々姫命、
饒速日命
社格等 旧郷社
備考 山科東北部の産土神



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