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諸羽神社(京都)


鳥居


 諸羽神社(もろはじんじゃ)は
京都市山科区にある神社。

 JR、又は、市営地下鉄・
東西線「山科」駅より徒歩
10分程の所、四ノ宮
の地にある。

 862年(貞観4年)、
清和天皇の勅による
社殿造営が創始とされる。

 天児屋根命と天太玉命を
祀り「両羽(もろは)大明神」
と称されたといわれる。

 両神は神話「天孫降臨」で
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の
左右に従った2柱である。

 その後、両羽の文字が
「諸羽」と改称されたいう。

 本殿西北の「琵琶石」は
仁明天皇の第4皇子・人康
(さねやす)親王の山荘跡
から移したもの伝わる。

 親王は高熱により
両目を失明し、宮中より
追われ山科御所を営み
隠棲したという。

 親王の第4皇子に因み
「四ノ宮」と呼ばれ、この
付近の産土神として
崇敬されたといわれる。

本殿



所在地 京都府京都市山科区四ノ宮中在寺町17
主祭神 天児屋根命、天太玉命、
応神天皇、伊奘諾尊、
素戔鳴尊、若宮八幡
創建年 862年(貞観4年)
備考 四ノ宮



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