日吉大社(滋賀)
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西本宮・本殿 |
日吉大社(ひよしたいしゃ)は
滋賀県大津市にある神社。
全国の日吉・日枝・山王
神社の総本社である。
比叡山の麓に鎮座する
境内は国の史跡である。
主祭神は西本宮(大己貴神)
東本宮(大山咋神)である。
創始は比叡山の守護神
の地主神・大山咋神に
端を発するといわれる。
近江京遷都にあたり
668年(天智天皇7年)、
大和の大神神社より
大己貴神を迎えたという。
また、平安京遷都により
当社が京の鬼門に当たり
鬼門除けとして崇敬される。
最澄が比叡山上に
延暦寺を建立、山王権現と
称し、天台宗と結びつけて
山王神道を説いたという。
西本宮・東本宮の本殿
共に国宝である。本殿は
檜皮葺き、「日吉造」と
いわれる屋根形式である。
神使は猿。神猿(まさる)
と呼ばれ「魔が去る」、
「何よりも勝る」として
縁起が良いとされる。
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東本宮・本殿 |
所在地 |
滋賀県大津市坂本5-1-1 |
主祭神 |
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社格等 |
式内社(名神大)、二十二社、
旧官幣大社、別表神社 |
通称 |
山王権現 |
備考 |
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