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児神社(京都)


鳥居


 児神社(ちごじんじゃ)は
京都市右京区にある神社。

 市バス「山越」より徒歩
5分程の所、広沢池の
ほとりの一角にある。

 寛朝大僧正に仕えて
いた侍児を祀る。

 寛朝(かんちょう)は
宇多天皇の孫で、平安
時代中期の真言宗
の高僧である。

 広沢湖畔、遍照山
山麓の山荘を改めて
遍照寺を建立した
ことで知られる。

 998年(長徳4年)、
寛朝が亡くなり、稚児が
これを悲しみ広沢池に
身を沈め後追い。

 近隣の地域の人々が
哀れみ侍児の霊を弔う
ために祀ったという。

 以来、産土神として
崇拝され、安産・縁結び・
長命祈願の神社として
信仰される。

 境内には寛朝が
座禅の間、その傍らで
侍児が腰掛けていたという
「児の石椅子」がある。


社殿


所在地 京都府京都市右京区嵯峨釣殿町
主祭神 寛朝大僧正の侍児
備考 産土神



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