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湯前神社(静岡)


鳥居


 湯前神社(ゆぜんじんじゃ)は
静岡県熱海市にある神社。
JR東海道本線「熱海」駅
より徒歩15分程の所にある。

 社伝によれば、小児
への神託が下り、この
温泉で諸病が治るとの
神教があったと伝わる。

 749年(天平勝宝元年)、
その報恩として里人が
祠を建て少彦名神を
祀ったのが始まりという。

 社前には熱海温泉
本来の源泉とされる「大湯
(おおゆ)」が湧いている。

 大湯は徳川家康が
湯治に訪れたといわれ
「出世の湯」とも呼ばれる。

 鎌倉時代、源頼朝が
伊豆山権現(走湯権現)と
箱根権現の二所詣を始める。

 二所詣が盛んになると
「湯治の神」として信仰
されるようになる。

 春秋の例祭には
江戸城へ温泉の湯水を
献上した古例に因み「湯汲み
道中」が開催される。

 温泉を入れた湯桶を
手にパレードが行われる。


拝殿


所在地 静岡県熱海市上宿町4-12
主祭神 少彦名神
社格等 旧村社
備考 熱海温泉の源泉「大湯」



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