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金札宮(京都)


拝殿


 金札宮(きんさつぐう)は
京都市伏見区にある神社。
京阪電鉄「丹波橋」駅
より徒歩5分程の所にある。

 創建については
諸説あり定かではない。

 750年(天平勝宝2年)
孝謙天皇が「金札白菊
大明神」の宸翰を贈り
里人が社殿を造営。

 貞観年間(859-76年)
清和天皇の頃、橘良基が
阿波国より天太玉命を
勧請したともいう。

 伏見で最も古い神社
の一つとされ、伏見九郷の
一つ久米村の産土神
として崇拝される。

 伏見城築城の際、
豊臣秀吉が鎮守として
城内に移し、のち、
現在地に遷座したという。

 桓武天皇が伏見に
神社建立のため勅使を
遣わした際の伝承がある。

 「天津太玉神を祀る
ように」との神託が書かれた
金札が天から降り下りた。

 観阿弥作・謡曲「金札」は
この故事を題材としている。


本殿


所在地 京都府京都市伏見区鷹匠町8
主祭神 天太玉命、天照大御神、
倉稲魂命
社格等 旧村社
備考 謡曲「金札」



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