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菱妻神社(京都)


鳥居


 菱妻神社(ひしづまじんじゃ)は
京都市伏見区にある神社。

 市バス「菱妻神社前」
より徒歩2分程の所、
久我石原町ある。

 1113年(永久元年)
源雅実が奈良の春日
大明神から藤原氏の祖神
の天児屋根命を勧請。

 源雅実は久我家の祖・
右大臣(後の太政大臣)。

 源氏の守護神として
「火止津目(ひしづめ)大明神」
と崇めたといわれる。

 1134年(長承3年)、
桂川の大洪水により被害。

 1154年(久寿元年)、
「火止津目」を水禍除け、
水徳があるという「菱妻
(ひしづま)」と改称。

 鎌倉時代、周辺の
久我上庄の鎮守となり
「上久我大明神」とも
呼ばれる。

 現在の社殿は1835年
(天保5年)建立。

 神幸祭は「センジョロ」
(千歳、万歳の意)と唱え
女児が神輿の先行を務める。


本殿


所在地 京都府京都市伏見区羽束師鴨川町368
主祭神 底筒男命、中筒男命、
上筒男命、表津少彦命
社格等 式内社、旧村社
備考 水運交通の守護神



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