TOP
羽束師神社(京都)


鳥居


 羽束師神社
(はづかしじんじゃ)は
京都市伏見区にある神社。

 正式名は羽束師坐高御
産日神社(はづかしにます
たかみむすびじんじゃ)。

 市バス「菱川」より徒歩
3分程の所、鴨川と桂川
の合流点の西にある。

 かっては「羽束師の森」
といわれ、歌枕になる。
 
 主祭神は高御産日神、
神御産日神。共に創造神
であり、古来より五穀豊穣、
農耕の信仰がある。

 社伝では、477年(雄略
天皇21年)創建と伝える。

 土器を作る粘土を「はに」、
粘土をこねることを「かす」、
その職人が住む地を
「はつかし」といったという。

 社名は付近に赤土、
粘土質の土壌があり、これが
社名の由来ともいわれる。

 中世には地域の
産土神として崇敬される。

 本殿は神明造。拝殿
共に江戸後期、1850年
(嘉永3年)の再建。


本殿


所在地 京都府京都市伏見区羽束師志水町219-1
主祭神 高御産日神、神御産日神
社格等 式内社
正式名 羽束師坐高御産日神社
備考 地域の産土神



TOP