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氷室神社(奈良)


鳥居


 氷室神社(ひむろじんじゃ)は
奈良県奈良市にある神社。

 近鉄「奈良」駅から
徒歩15分程の所にある。

 珍しい「氷の神」が祀られ
「献氷祭」で知られる。

 710年(和銅3年)、平城
遷都に伴い、春日野に造営の
氷池や氷室の守り神として
祀ったことに始まるという。

 祭神は氷室・貯氷法を
伝承した闘鶏稲置大山主命、
氷室を発見・奏上した
額田大仲彦命。

 それに、献氷の典例を
開いた大鷦鷯命(仁徳天皇)
の3神である。

 献氷の勅祭が興され
平城京に氷を納める制度が
開始されたといわれる。

 平安遷都後は廃止。860年
(貞観2年)、現在地に奉遷。
現在は氏子と冷凍氷業界
により維持されている。

 献氷祭では鯉と鯛を
封じ込めた高さ1mほどの
氷柱が神前に供えらる。

 しだれ桜は奈良一番桜
という早咲きの桜で知られる。

四脚門


所在地 奈良県奈良市春日野町1-4
主祭神 闘鶏稲置大山主命、
額田大仲彦命、大鷦鷯命
社格等 旧村社
創建年 710年(和銅3年)
備考 献氷祭



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