TOP
御辰稲荷神社(京都)


鳥居


 御辰稲荷神社
(おたついなりじんじゃ)は
京都市左京区にある神社。

 京阪鴨東線「神宮丸太町」
駅より徒歩7分程の所、
聖護院円頓美町にある。

 1705年(宝永2年)、
東山天皇の典侍・新崇賢
門院が天皇の勅許を受け
創建したと伝わる。

 白狐の霊夢により
御所の辰巳(東南)の
方角の「聖護院の森」に
小祠を営んだという。

 御所の辰から御辰稲荷
と呼ばれたといわれる。

 「辰」が達成の「達」に
繋がるとされ芸事の神
として信仰される。

 「聖護院の森」はかつて
白狐が棲み夜更けなると
狐の弾く琴の調べが聴えた
という伝承の地である。

 「京の風流狐は碁の
好きな宗旦狐と琴の上手な
御辰狐」と歌われた。

 なお、宗旦狐は茶人・
宗旦に化けた狐で相国寺
境内に宗旦稲荷神社
として祀られている。


社殿


所在地 京都府京都市左京区聖護院円頓美町29-1
主祭神 宇迦之御魂神、猿田彦神、天宇受賣神
創建年 (伝)1705年(宝永2年)
備考 芸事の神



TOP