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合槌稲荷神社(京都)


鳥居


 合槌稲荷神社
(あいづちいなりじんじゃ)は
京都市東山区にある神社。

 市営地下鉄「東山」駅
又は、「蹴上」駅より徒歩
5分程の所、粟田神社の
北側向かいにある。

 社名の「合槌」は鍛冶
職人が刀を精製する際、
師と弟子が交互に刀を
槌で叩くことをいう。

 これが「合槌を打つ」
の語源の由来ともされる。

 一帯は刀鍛冶の地で
多くの鍛冶職人が住み
その一人に名工といわれた
三条小鍛冶宗近がいる。

 社伝によれば、宗近は
後一条天皇から刀の
献上を命じられ稲荷神の
祠へ大成を祈願。

 稲荷神の狐が青年に
身を変えて合槌を志願。

 神狐が合槌を打って
名刀「小狐丸」が出来た
という伝説がある。

 謡曲「小鍛冶」他、能、
歌舞伎にも取り上げられ
ている。上演の際には
関係者が参拝するという。


社殿


所在地 京都府京都市東山区中之町(三条通)196
主祭神 稲荷大明神
備考 三条小鍛冶宗近



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