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粟田神社(京都)


拝殿


 粟田神社(あわたじんじゃ)は
京都市東山区にある神社。

 市営地下鉄・東西線
「東山」駅より徒歩7分程の
粟田口鍛冶町にある。

 粟田口は京都と地方を
繋ぐ街道の出入り口「京の
七口」の一つで旅の安全を
祈る神として信仰される。

 藤原興世は清和天皇
の勅願により、感神院
祇園社(八坂神社)
へ勅使として祈願。

 876年(貞観18年)、
夢枕の大己貴命に従い
素戔鳴尊に縁のある
地に神霊を祀ったという。

 「感神院新宮」「粟田
天王宮」と呼ばれていたが
明治に「粟田神社」と改称。

 粟田祭の神輿に先行
する剣鉾は祇園祭の山鉾
の原形とされる。

 平安から室町時代、
刀鍛冶が多く住み名工を
輩出した地といわれる。

 名刀「一期一振」の
粟田口吉光や国宝「三日月
宗近」を手がけた三条宗近
などが知られる。


本殿


所在地 京都府京都市東山区粟田口鍛冶町1
主祭神 素戔嗚尊、大己貴命
社格等 旧府社
創建年 876年(貞観18年)
備考 刀鍛冶の地



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