TOP
新熊野神社(京都)


鳥居


 新熊野神社(いまくまのじんじゃ)は
京都市東山区にある神社。
市バス「今熊野」より徒歩
3分程の所にある。

 熊野神社、熊野若王子
神社と共に「京都三熊野」
と呼ばれる。

 1160年(永暦元年)、
後白河法皇により創建。

 後白河天皇は退位後も
法住寺にて院政を敷き
「法住寺殿」と呼ばれる。

 新熊野神社はその
鎮守社として、法皇の命を
受け、平清盛、重盛父子が
造営したといわれる。

 「新熊野(いまくまの)」は
紀州の古い熊野に対する
もので、京の熊野信仰の
中心地として栄えたという。

 現在の本殿は1663年
(寛文3年)聖護院宮道寛
親王により造営。

 室町時代、観阿清次・
藤若丸父子が猿楽を興行。
能楽発祥の地とされる。

 御神木は椥(なぎ)の
木で古くから「梛の宮」と
呼ばれる。御神鳥は
八咫烏(やたがらす)である。


拝殿


所在地 京都府京都市東山区今熊野椥ノ森町42
主祭神 伊弉諾尊
社格等 旧村社
創建年 1160年(永暦元年)
備考 京都三熊野



TOP