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綾戸國中神社(京都)


鳥居


 綾戸國中神社
(あやとくなかじんじゃ)は
京都市南区にある神社。

 JR京都線「桂川」駅より
徒歩6分程の所にある。

 綾戸神社と國中神社の
両社が合祀した経緯がある。

 綾戸神社は古来より
上久世の産土神、綾戸
大明神として崇拝される。

 國中神社は中世、牛頭
天王社と呼ばれ素盞嗚尊の
荒御魂(あらみたま)を祀る。

 その後、国中神社が
綾戸神社の社地に遷され
合祀。社名も「綾戸国中
神社」と改称される。

 1964年(昭和39年)、
境内地が東海道新幹線
建設に伴い現在地に遷座。

 御神体は全国的にも
珍しい「駒形(馬の首の
彫り物)」である。

 祇園祭で神輿の先導を
務める久世駒形稚児は
当社の氏子から選ばれる。

 当社の素盞嗚尊は
荒御魂に対し、八坂神社は
和御魂(にぎみたま)とされる。


拝殿


所在地 京都府京都市南区久世上久世町446
主祭神 大綾津日神、大直日神、
神直日神(綾戸神社)、
素盞嗚尊(國中神社)
社格等 式内社(小)、旧村社
備考 久世駒形稚児(祇園祭)



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