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下桂御霊神社(京都)


鳥居


 下桂御霊神社
(しもかつらごりょうじんじゃ)は
京都市西京区にある神社。

 阪急・京都線「桂」駅
より徒歩12分程の所、
桂離宮の西に位置する。

 主祭神は橘逸勢(たちばな
のはやなり)公である。

 橘逸勢は空海、嵯峨
天皇と共に「日本三筆」
と称された能書家である。

 嵯峨天皇の皇后・橘
嘉智子の従兄弟でもある。

 冤罪事件とされる
承和の変に連座、伊豆へ
流され途中で死去。

 その後、京では
不可解な事が起こり
また、怨霊信仰が高まる。

 876年(貞観18年)、
怨霊を恐れて逸勢公の
霊を御霊八社の内に
祀ったといわれる。

 その後、桂宮家の
産沙神(産土神)となり
崇拝される。

 現在の社殿は流造、
桧皮葺。江戸末期の
造営とされる。


社殿


所在地 京都府京都市西京区桂久方町47-1
主祭神 橘逸勢公
社格等 旧村社
創建年 876年(貞観18年)
備考 御霊八社



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