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大歳神社(京都)


鳥居


 大歳神社(おおとしじんじゃ)は
京都市西京区にある神社。

 JR京都線「向日町」駅
より徒歩5分程の所、
大原野灰方町にある。

 地名「灰方(はいがた)」は
この地で石灰が生産され
焼いて禁裏へ貢じていた
ことに由来するという。

 主祭神は農耕生産厄除を
司る大歳大神であるが
相殿に「石作神」を祀る。

 石作神は代々石棺を
造っていた豪族の祖神。

 垂仁天皇の后・日葉昨姫
崩御の際、石棺を献上。

 石作大連公(いしづくり
おおむらじのきみ)の姓を
賜ったという。

 718年(養老2年)、
創建されたと伝わる。

 1941年(昭和16年)、
皇紀2600年事業の際、
長岡天満宮の本殿を
移築したとされる。

 かって、境内は栢
(かしわ)の木が繁茂し
「栢の社」とも呼ばれて
いたといわれる。


社殿


所在地 京都府京都市西京区大原野灰方町575
主祭神 大歳大神
社格等 式内社、旧郷社
創建年 718年(養老2年)
備考 石作氏の祖神



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