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阿刀神社(京都)


鳥居


 阿刀神社(あとじんじゃ)は
京都市右京区にある神社。

 JR「嵯峨嵐山」駅の東
1.5m、広沢池の南500m程
の住宅街の一角、嵯峨
広沢南野町にある。

 古代氏族・阿刀氏の
氏神社、祖霊社とされる。

 阿刀氏は弘法大師・
空海の生母の里方である。
弘法大師は三教指帰の
初稿をここで書いたという。

 阿刀氏は平安時代、
794年(延暦13年)の
平安京遷都に際して
河内国より移住。

 山城国移動に伴い
阿刀氏の祖・味饒田命
(うましにぎたのみこと)も
遷座したといわれる。

 また、嵯峨天皇の御作
という天照大神の木像を
祀っていたともいう。

 927年(延長5年)の
延喜式神名帳には
式内社に列している。

 1877年(明治10年)
近代社格制度おいては
村社に列するが、現在は
小祠のみが残る。


社殿


所在地 京都府京都市右京区嵯峨広沢南野町80
主祭神 天照皇大神
社格等 式内社(小)、旧村社
備考 阿刀氏の祖霊社



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