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若一神社(京都)


鳥居


 若一神社(にゃくいちじんじゃ)は
京都市下京区にある神社。

 JR京都線「西大路」駅
より徒歩5分程の所にある。

 境内の入り口に「平
清盛公西八条殿跡」の
石碑が建つ。平清盛ゆかり
の神社で知られる。

 772年(宝亀3年)、
威光上人が熊野権現
の分霊「若一王子」を
勧請したと伝わる。

 上人は唐から渡来し
熊野から御神体を背負って
この地の古堂に安置。
いつしか土中に埋まる。

 平安後期、平清盛は
六波羅在住の頃、この地に
別荘・西八条御所を建立。

 清盛は熊野詣の際の
神託により西八条御所に
埋められていた御神体を
掘り起し社を造り祀る。

 開運出世を祈願し
太政大臣になり、開運出世
の神として尊崇される。

 社前の楠の大樹は
清盛手植えと伝えられる
御神木である。神社の
シンボルになっている。


拝殿


所在地 京都府京都市下京区
七条御所ノ内本町98
主祭神 若一王子
備考 平清盛ゆかりの神社



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