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下御霊神社(京都)


鳥居


 下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)は
京都市上京区にある神社。

 地下鉄烏丸線「丸太町」
駅より徒歩7分程の所にある。

 839年(承和6年)、
伊予親王とその母・藤原
吉子の怨霊を慰めるため
祀ったのが創始と伝わる。

 親王は桓武天皇の
皇子。冤罪を受け幽閉後、
服毒自殺。母は藤原
大夫人といわれる。

 その後、崇道天皇
(早良親王)など六所
御霊が加わり「八所
御霊」とされる。

 桓武天皇の時代、
疫病が流行。これは
御霊の祟りといわれ
御霊信仰が盛んとなる。

 863年(貞観5年)、
神泉苑御霊会で祀られた
八所御霊を奉祀。

 当初、出雲路の御霊
神社(上御霊神社)の南に
あったことから下御霊
神社と呼ばれたという。

 1590年(天正18年)、
豊臣秀吉の都市整備に
伴い現在地に遷座。


社殿


所在地 京都府京都市上京区新烏丸通
丸太町下る信富町324
主祭神 伊予親王、藤原大夫人、
崇道天皇、吉備聖霊、
藤原大夫、橘逸勢、
文大夫、火雷神
社格等 旧府社
備考 御霊祭



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