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櫟谷七野神社(京都)


鳥居


 櫟谷七野神社
(いちいだにななのじんじゃ)は
京都市上京区にある神社。

 市バス「天神公園前」より
徒歩10分程の所にある。

 文徳天皇の皇后が
安産祈願のため奈良の
春日大社から御霊を遷し
奉ったのが創始と伝わる。

 櫟谷(いちいだに)は
奈良(山城国)の春日大社
の鎮座地に由来する。

 七野は船岡山麓一帯
の原野の総称。紫野、禁野、
柏野、北野、平野、蓮台野、
内野を指すといわれる。

 賀茂社に奉仕する
斎王が身を清め住んだ
御所で「紫野斎院」と
呼ばれたという。

 葵祭の斎王代行列
発祥の地とされる。

 宇多天皇の皇后が
白い砂を三笠山の形に
積み祈ったところ、天皇
の愛情が戻ったという。

 社前に白砂を積み
復縁を願う「高砂山祈願」
の信仰が生まれ、復縁・
縁戻しの神社とされる。


拝殿


所在地 京都府京都市上京区大宮通
盧山寺上る西入社横町277
主祭神 高沙大神、春日大神、
武甕槌命、他19柱
備考 葵祭の斎王行列発祥の地



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