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福長神社(京都)


鳥居


 福長神社(ふくながじんじゃ)は
京都市上京区にある神社。

 市営地下・鉄烏丸線
「今出川」駅より徒歩3分
程の所にある。

 主祭神は福井神(さくい
のかみ)、綱長井神(つながい
のかみ)、稲荷神。

 前2神は延喜式内社、
宮中神の座摩巫祭神5座
(他3座は生井神、波比伎神、
阿須波神)のうちの2座。

 2神はいずれも井戸の
神で、宮中の井戸を
守護する神とされる。

 平安宮中に祀られた
式内社の数少ない
後継社とされる。

 社名は2神の福井神、
綱長井神に由来するという。

 また、稲荷神も合祀し
別称、福長稲荷とも
呼ばれたといわれる。

 明治時代以降も
水の神(屋敷内の井戸や
泉の神)として崇拝される。

 1788年(天明8年)の
天明の大火により焼失。
現在は小祠の社殿。


社殿


所在地 京都府京都市上京区室町
通武者小路下ル福長町538
主祭神 福井神、綱長井神、
稲荷神
社格等 式内社(大2座)
備考 水の神



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