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綱敷天神社(大阪)


鳥居と神門


 綱敷天神社
(つなしきてんじんしゃ)は
大阪市北区にある神社である。

 通称、北野天神、北野は
喜多野、喜多埜ともいわれる。
これが現在の繁華街「キタ」
の語源との説もある。

 社伝によれば、843年
(承和10年)、嵯峨天皇
追悼のため皇子の源融が
太融寺を創建。

 その際、天皇を祀る社
として「神野太神宮」を
併せて創建したと伝わる。

 のち、菅原道真が大宰府へ
左遷の際、この地で船の艫綱
(陸と船をつなぐ綱)を敷き
紅梅を見たとの伝承がある。

 そのため「綱敷天神社」
と称されたといわれる。
 
 道真死去後、その紅梅の
下に小さな祠を営み、「梅塚
天満宮」と号したとされる。

 その「梅塚」が「梅田」の
地名の由来となったともいう。

 社殿は権現造りであるが
拝殿、幣殿、本殿と徐々に
高くなっている。祭神が
嵯峨天皇のためともいわれる。

拝殿


所在地 大阪府大阪市北区神山町9-11
主祭神 嵯峨天皇、菅原道真公
社格等 郷社
創建年 (伝)843年(承和10年)
通称 北野天神
備考 梅塚



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