岩上神社(京都)
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鳥居・社殿 |
岩上神社(いわがみじんじゃ)は
京都市上京区にある神社。
市営地下鉄「今出川」
駅より徒歩20分程の所、
西陣の住宅街の中にある。
主祭神は高さ2m程の
霊石「岩神」。地元では通称
「岩神さん」と呼ばれている。
伝承によれば、この
霊石は当初、二条城北側の
二条堀川にあったと伝わる。
徳川家康が二条城を
築城する際、岩上通六角に
遷されたといわれる。
その後、後水尾天皇の
母・中和門院の屋敷の
池の畔に遷されると怪異な
現象が起こったという。
吼え出したり、すすり
泣いたり、子供に化け
「禿童(かむろ)石」と
呼ばれたりしたといわれる。
困り果て、蓮乗院の僧が
引き取り、現在地に祀り
「有乳山 岩上寺」と称し
授乳、子育ての信仰を集める。
明治維新で廃寺となり
1917年(大正6年)、
跡地所有の織物業社が
岩神を祀り神事を行う。
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岩神 |
所在地 |
京都府京都市上京区浄福寺通
上立売大黒町 |
主祭神 |
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通称 |
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備考 |
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