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首途八幡宮(京都)


鳥居


 首途八幡宮(かどではちまんぐう)は
京都市上京区にある神社。

 市営地下鉄・烏丸線
「今出川」駅より徒歩15分
程の所にある。

 「首途(かどで)」とは
「出発」を意味する。源義経
が奥州(東北地方)へ出発
した地とされる。

 創建は定かでないが
宇佐神宮(大分)から八幡
大神を勧請したのが始まり
と伝えられる。

 平安京の大内裏の
東北(鬼門)に位置し、王城
鎮護神として「内野八幡宮」
と称されたといわれる。

 この地には奥州で産出
される金を生業とする
金売吉次(かねうりきちじ)
の屋敷があったという。

 1174年(承安4年)、
源義経は奥州平泉へ
出立する際、吉次と落ち
合ったと伝わる。

 鞍馬山を抜け出し
道中安全を祈願したという。

 以来、「首途八幡宮」と
呼ばれ、旅立ち、旅行安全
の神として信仰を集める。


拝殿


所在地 京都府京都市上京区智恵光院通
今出川上ル桜井町102-1
主祭神 誉田別尊、比咩大神、
息長帯姫命
備考 源義経旅立ちの地



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