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繁昌神社(京都)


鳥居


 繁昌神社(はんじょうじんじゃ)は
京都市下京区にある神社。

 市営地下鉄・烏丸線
「四条」駅より徒歩5分程
の所、繁昌町にある。

 地名「繁昌町」は
当社に因むとされる。

 繁昌の宮、京の弁財天、
班女ノ社とも呼ばれる。
全国でも珍しい商売繁昌
の神社で知られる。

 延喜年間(901-22年)、
安芸の宮島から市杵嶋姫命、
田心姫命、湍津姫命を
勧請したのが創始とされる。

 また、宇治拾遺物語では
長門前司の娘の亡骸が邸に
戻り、その地に葬り祀った
のが始まりとも伝わる。

 市杵嶋姫命は弁財天
と習合し、弁財天の別称
「針才女(はりさいじょ)」
といわれる。

 のち、やがて転訛し
「班女(はんにょ)」となる。

 一方、18世紀になると
周辺の町が栄え「繁昌町」と
呼ばれ、「繁昌神社」と
称されるようになったという。


拝殿


所在地 京都府京都市下京区高辻通室町
西入ル繁昌町308
主祭神 市杵嶋姫命、田心姫命、
湍津姫命
別称 繁昌の宮、京の弁財天、
班女ノ社
備考 地名「繁昌町」の由来



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