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府八幡宮(静岡)


楼門


 府八幡宮(ふはちまんぐう)は
静岡県磐田市にある神社。

 JR「磐田」駅より徒歩
15分程の所の中泉にある。

 奈良時代の聖武天皇の
時代、天平年間(729年-48年)、
桜井王という皇子により
創建されたといわれる。

 皇子は聖武天皇の
曾孫とされる。遠江国の
国司となり地域の平安を
願って建立したという。

 国府の八幡宮として
「国府八幡宮」と呼ばれたが
今は「府八幡宮」が正式
名称となっている。

 聖武天皇による国分寺
の隣に創建。皇子と天皇の
深い繋がりは万葉集の
贈答歌に見られる。

 地元の人々から「八幡
さま」、「中泉の八幡さま」
で親しまれている。

 現在の社殿は1617年
(元和3年)、徳川家康の
孫娘・和子(後水尾天皇の
皇后、東福門院)の再建。

 楼門は県指定の文化財。
中門・本殿・拝殿、幣殿は
市指定の文化財である。


拝殿


所在地 静岡県磐田市中泉112-1
主祭神 誉田別命、足仲彦命、
気長足姫命
資格等 旧県社
備考 国府の守護



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