妻恋神社(東京)
妻恋神社(つまこいじんじゃ)は
東京都文京区にある神社。
JR「御茶ノ水」駅から
徒歩10分程の所、湯島の
「妻恋坂」にある。
創建は定かでないが、
次のような伝承がある。
日本武尊が東征の折り
三浦半島から房総へ渡る時
暴風雨に会い、妃の弟橘姫命が
身を海に投げて海神を鎮める。
その後、東征続ける尊が
湯島の地に滞在。郷民が
妃と妃を哀れむ尊を祀った
のが始まりと伝えられる。
のち、倉稲魂命(稲荷
明神)が合祀され、江戸
時代には「妻恋稲荷」と
呼ばれたといわれる。
嵯峨天皇の勅命により
関東惣社に列し王子稲荷神社
と並び参詣者が多かったという。
万治年間(1658-61年)
「福寿鶴亀」と「七福神の
乗合宝船」の2枚の木版刷り
の「夢枕」を創案。
戦災で焼けたと思われ
ていた版木が摺師の家で
見つかり頒布を開始している。
「吉夢」を求める参拝も多い。
所在地 |
東京都文京区湯島3-2-6 |
主祭神 |
日本武尊、弟橘姫命、
倉稲魂命 |
備考 |
|
|