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天宮神社(静岡)


鳥居


 天宮神社(あめのみやじんじゃ)は
静岡県周智郡にある神社。

 「遠州の小京都」とも
呼ばれる遠州森町に鎮座。
塩の道という街道沿いには
町屋や蔵が点在する。

 主祭神は田心姫命
(たごりひめ)、湍津姫命
(たぎつひめ)、市許嶋姫命
(いちきしまひめ)。

 3神は別称、「道主貴(道
の神)ともいわれ陸海交通
安全の神として崇拝される。

 また、文化振興、産業
開発の主宰神、安産、知徳、
縁結、福徳、長寿の守護神
としても信仰される。

 欽明天皇の時代、
当地域を開発した氏族が
築紫国宗像から神霊を
迎えたのが創始とされる。

 705年(慶雲2年)、
社殿建立。戦火で焼失も
徳川家康により造営。

 現在の本殿と拝殿は
1697年(元禄10年)、5代
将軍・綱吉より建立。

 4月の例祭で奉納される
「十二段舞楽」は国の重要
無形民俗文化財である。


拝殿


所在地 静岡県周智郡森町天宮576
主祭神 田心姫命、湍津姫命、
市許嶋姫命
備考 十二段舞楽



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