TOP
飛騨総社(岐阜)


鳥居


 飛騨総社(ひだそうじゃ)は
岐阜県高山市にある神社。
JR高山本線「高山」駅
より徒歩15分程の所にある。

 創建は定かでないが
平安時代の承平年間
(931年-8年)と伝わる。

 国史巡拝制度が廃れ
国府の近くに式内社など
諸神を勧請し総社とした
といわれる。

 主祭神は飛騨国の
最初の国造・大八椅命。

 延喜式神名帳所載八座
(大野郡三座、荒城郡五座)
と国史記載社十座という
飛騨地方18座を祀る。

 江戸時代の寛永年間に
飛騨国守の高山城主・
金森重頼が社殿を改修。

 その後衰退するが
1808年(文化3年)、本居
宣長門弟・田中大秀が
「飛騨総社考」を著す。

 1820年(文政3年)、
その著書をきっかけに
再建、造営が進展。

 5月の例祭には古式
ゆかしい千人行列や
親子獅子舞が行われる。


拝殿


所在地 岐阜県高山市神田町2-114
主祭神 大八椅命、
延喜式神名帳所載八座、
国史記載社十座
社格等 旧県社
備考 飛騨国の総社



TOP