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忌宮神社(山口)


神門


 忌宮神社(いみのみやじんじゃ)は
山口県下関市にある神社。

 JR山陽新幹線「新下関」駅
より車で10分程の所にある。
「長門国二宮」とされる。

 この地は仲哀天皇が
九州熊襲平定のための
行宮・豊浦宮(とよらのみや)
の旧址と伝わる。

 199年(仲哀天皇8年)、
筑紫香椎で崩じた仲哀
天皇の神霊を神功皇后が
祀ったのが創始という。

 皇后は喪を秘し、懐妊中
ながら男装し三韓征伐、
凱旋後、創建したとされる。

 その後、皇子(のちの応神
天皇)を安産。勝運の神、
安産の神として崇拝される。

 数方庭(すほうてい)祭は
仲哀天皇が敵の大将塵輪を
弓を取り倒したことに始まる
天下の奇祭といわれる。

 境内に相撲資料館がある。
また、渡来人が蚕種を献上
したという「蚕種渡来地
の碑」がある。

 飛地境内の満珠(まんじゅ)、
干珠(かんじゅ)の2島は
国の天然記念物である。


拝殿


所在地 山口県下関市長府宮の内1-18
主祭神 仲哀天皇、神功皇后、
応神天皇
社格等 式内社、国幣小社、
長門国二宮、別表神社
備考 数方庭祭



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