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末廣稲荷神社(山口)


鳥居


 末廣稲荷神社
(すえひろいなりじんじゃ)は
山口県下関市にある神社。

 JR山陽本線「下関」駅から
東へ3km程の赤間町にある。

 809年(大同4年)、
創建の赤間関(下関)最古
の稲荷神社とされる。

 古来、商家から崇敬され
赤間関の繁栄の「守護神」
として信仰されたという。

 現在は赤間町であるが
かっては稲荷町と呼ばれ
遊郭街、遊郭の発祥の
地といわれる。
 
 稲荷町の名は多くの
妓楼、名岐の名と共に
全国に知れ渡ったと伝わる。

 壇ノ浦で敗れた平家の
女官たちが平家一門の
菩提を弔い遊女となった
という説もある。

 稲荷山を背に境内には
「末広さんの桜」と称して
桜並木があり信仰と憩い場
であったもいわれる。

 井原西鶴、十返舎一九、
頼山陽などの文人墨客、
高杉晋作、伊藤博文などの
幕末志士も参拝したという。


拝殿


所在地 山口県下関市赤間町5-4
主祭神 倉稲魂神
創建年 809年(大同4年)
備考 遊郭の発祥の地



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