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笠石神社(栃木)


鳥居


 笠石神社(かさいしじんじゃ)は
栃木県大田原市にある神社。

 JR東北本線「西那須野」駅
の南東17km程の湯津上にある。

 御神体の「那須国造碑
(なすくにのみやつこのひ)」
(国宝)で知られる。

 多胡碑(群馬)、多賀城碑
(宮城)と並ぶ日本三大古碑。
なかでも、700年築造で
最も古いといわれる。

 刻字のある碑身の上に
笠状に冠石が載せてあり
「笠石」と呼ばれる。

 1691年 (元禄4年) 、
徳川光圀の命により
碑を御神体として御堂を
建立したが始まりとされる。

 碑は那須国造で評督に
任ぜられた那須直葦提の
事績を息子の意志麻呂らが
顕彰するために築造という。

 高さ120cm、幅約48c、
厚さ40cm砕身の上に高さ
約28cmの笠石が載る。
石材は八溝山地の花崗岩。

 19字×8行=152字の
金石文が刻まれている。
古代国家確立期の貴重な
文字資料とされる。


本殿


所在地 栃木県大田原市湯津上429
主祭神 那須直韋提
御神体 那須国造碑
創建年 1691年 (元禄4年)
備考 日本三大古碑



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