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馬場都々古別神社(福島)


随神門


 馬場都々古別神社
(ばばつつこわけじんじゃ)は
福島県東白川郡にある神社。

 JR水郡線「磐城棚倉」駅
より徒歩10分程の所にある。
「陸奥国一宮」で知られる。
 
 都々古別三社の一社で
「近津三社」と総称された
「上宮」にあたる。

 近津三社は馬場都々古別
神社、八槻都々古別神社、
近津神社である。

 日本武尊が建鉾山に
地主神・味耜高彦根命(あじすきたか
ひこねのみこと)を祀った
のが草創であると伝わる。

 807年(大同2年)、
坂上田村麻呂が社殿造営。
日本武尊を相殿に
配祀といわれる。

 1625年(寛永2年)、
棚倉藩主の丹羽長重が
棚倉城の築城に際して
現在地に移築・遷座。

 本殿は佐竹義宣により
1594年(文禄3年)再建。
三間社流造、銅板葺、
国の重要文化財である。

 本殿後背に「馬場古墳」
と称する古墳がある。


本殿


所在地 福島県東白川郡棚倉町棚倉字馬場39
主祭神 味耜高彦根命
社格等 式内社(名神大)論社、
旧国幣中社、別表神社
備考 陸奥国一宮



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