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三尾神社(滋賀)


拝殿


 三尾神社(みおじんじゃ)は
滋賀県大津市にある神社。

 京阪電鉄石山坂本線
「三井寺」駅より徒歩5分程の
三井寺の総門脇に鎮座する。

 縁起によれば、古代に
伊弉諾尊が長良山の地主神
として降臨し、いつも赤、白、黒
の腰帯を垂らしていた。

 それが三つの尾を引く
ように見えたことから「三尾」
と名づけたといわれる。

 本神である三尾明神が
卯の年・卯の月・卯の日・
卯の刻、卯の方より出現
されたという伝承がある。

 そのため兎は神使とされ
神紋は「真向(まむ)きの兎」。

 境内には拝殿の前の
「めおと卯」をはじめ兎像
などが至る所に置かれる。

 859年(貞観元年)、
園城寺(三井寺)の開祖・智証
大師円珍が琴緒谷に復興。

 応永年間に足利将軍が
再興、慶長年間に豊臣
秀吉が社領寄進し修復。

 1876年(明治9年)、
現在地に遷座。


めおと卯


所在地 滋賀県大津市園城寺町246
主祭神 伊弉諾尊
社格等 旧県社
備考 ウサギの神社



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