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安房神社(千葉)


鳥居


 安房神社(あわじんじゃ)は
千葉県館山市にある神社。

 房総半島の最南端の
吾谷山(あづちやま)の
山麓に鎮座する。

 安房国最大の神社で
安房国一宮で知られる。

 安房国はアワビの
貢進地として、また、全国
でも数少ない神郡が置かれ
重要視されたといわれる。

 創建は定かでないが
伝承ではBC660年(神武
天皇元年)と伝わる。

 天富命(あめのとみの
みこと)が阿波国の忌部氏
(いんべうじ)を引き連れ
海路より上陸、開拓。

 「安房」の国名、社名は
阿波忌部に由来するという。
天富命を房総開拓神
として下の宮に祀る。

 上の宮には忌部氏の
祖神ともいう全ての産業の
総祖神・天太玉命(あめの
ふとだまのみこと)を祀る。

 鳥居は神明鳥居である。
本殿は檜皮葺の神明造り。
拝殿も本殿に倣い神明造り
となっている。


拝殿(上の宮)


所在地 千葉県館山市大神宮589
主祭神 天太玉命
社格等 式内社(名神大)、
旧官幣大社、別表神社
備考 安房国一宮



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