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富部神社(愛知)


鳥居


 富部神社(とべじんじゃ)は
愛知県名古屋市にある神社。

 名古屋鉄道名古屋本線「桜」
駅から徒歩10分程の所にある。

 1603年(慶長8年)、
津島神社の「牛頭天王」を勧請。
戸部天王とも蛇毒神天王
とも呼ばれていた。

 牛頭天王は神道では病魔を
自在に操る神。仏教、陰陽道
でも奉られる神である。

 主祭神は素盞嗚尊(牛頭天王)。
1878年(明治11年)田心姫命、
湍津姫命、市杵島姫命、
菊理姫命の4神を合祀。

 清洲城の城主の松平忠吉
(徳川家康の第4子)が
病気平癒を祈願し快復。

 その恩に報いるため
1606年(慶長11年)、
百石の社領を与え、本殿、
祭文殿、回廊を建立。

 本殿は一間社流造、檜皮葺、
桃山時代の建築様式を残し
国の重要文化財である。

 境内の山車蔵には1727年
(享保12年)作という高砂
車山車が納められている。
市の文化財である。

祭文殿と回廊


所在地 愛知県名古屋市南区呼続4-13-38
主祭神 素盞嗚尊
社格等 郷社
創建年 1603年(慶長8年)
備考 高砂車山車



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