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高来神社(神奈川)


鳥居


 高来神社(たかくじんじゃ)は
神奈川県中郡にある神社。
JR「大磯」駅より徒歩25分
程の高麗山の麓にある。

 社名は朝鮮半島にあった
高句麗からの渡来人に由来
するともいわれる。

 創建は定かでないが
かつては高麗山の山頂に
上宮があったとされる。

 上宮を高麗権現社、右峰
に白山権現、左峰に毘沙門天を
勧請して「高麗三社権現」と
称したともいう。

 戦国時代、北条早雲が
小田原城攻めの際に篭城
したことで知られるが、
その後の戦乱で衰退。

 江戸時代には高麗山は
篤く保護され1591年(天正19年)、
徳川家より朱印地百石を受領。

 徳川家康の神影である
東照宮も祀られ、各大名は
参勤交代の際には下馬し
参詣したといわれる。

 神仏習合により高麗寺の
所管となるが明治の神仏
分離で高麗神社として独立。

 1897年(明治30年)、
高来神社に改称。


拝殿


所在地 神奈川県中郡大磯町高麗2-9-47
主祭神 神皇産霊尊、天津彦穂邇々伎尊、
応神天皇、神功皇后
社格等 旧郷社
備考 高麗山



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