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来宮神社(静岡)


鳥居


 来宮神社(きのみやじんじゃ)は
静岡県熱海市にある神社。
JR伊東線「来宮」駅より
徒歩3分程の所にある。

 古来より、来宮大明神と
称し、熱海郷の地主の神
として崇拝される。

 征夷大将軍・坂上田村
麻呂が戦勝祈願のため
各地に分霊を祀り、全国に
44社ともいう総社でもある。

 主祭神は大己貴命、
五十猛命、日本武尊である。

 「きのみや」から「忌の
宮」として、禁酒など「断ち
物」祈願の参詣者もある。

 710年(和銅3年)、
社伝によると、熱海沖で
網にかかった神像を奉祀
したのが始まりと伝わる。

 木の根が掛かる事が
3度重なり神像のようなので
麦こがしを供えたところ
神託があったとされる。

 木の根を神体とし
「木の宮」と称えたともいう。

 社殿左手裏の大楠は
推定樹齢2000年以上、
幹周り約24mあり、国指定
の天然記念物である。


拝殿


所在地 静岡県熱海市西山町43-1
主祭神 大己貴命、五十猛命、
日本武尊
社格等 旧村社、別表神社
創建年 (伝)710年(和銅3年)
備考 熱海郷の地主神



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