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報徳二宮神社(神奈川)


鳥居


 報徳(ほうとく)二宮神社は
神奈川県小田原市にある神社。

 JR東海道本線「小田原」
駅より徒歩15分程の
小田原城址内に鎮座する。
 
 二宮尊徳(たかのり)を
祀る神社である。尊徳は
公文書では金次郎、自筆は
金治郎である。

 小田原は尊徳の生誕地。
尊徳は報徳社を設立し
農村の救済・教化運動を行う。

 1856年(安政3年)、
尊徳逝去後も報徳社は
存続し活動を続ける。

 1891年(明治24年)、
尊徳に従四位が贈られ
尊徳を祀る機運が高まり
1894年(明治27年)創建。

 1909年(明治42年)、
本殿、幣殿新築。拝殿改築。

 拝殿には天保の大飢餓
の際、人々を救ったという
米蔵が礎石となっている。

 小さな努力の積み重ねが
大切という「積小為大」は
報徳仕法と呼ばれる。

 豊田佐吉、松下幸之助
などにも影響を与えたという。


拝殿


所在地 神奈川県小田原市城内8-10
主祭神 二宮尊徳翁
社格等 旧県社、別表神社
創建年 1894年(明治27年)
備考 報徳社



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