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蘇我比咩神社(千葉)


鳥居


 蘇我比咩神社(そがひめじんじゃ)は
千葉県千葉市にある神社。
JR京葉臨海鉄道「蘇我」駅
より徒歩15分程の所にある。

 日本武尊の東征の際、
暴風雨に遭い、后・弟橘姫は
これを鎮めるため、付き人
の5人の女性ともども入水。

 5人のうちの蘇我の娘
だけは浜に打ち上げられ
里人の看護により都へ帰還。

 後で日本武尊が崩ぜ
られたと聞き、里人が霊を
慰めるため社を建立。

 これに応神天皇は感激し
蘇我一族を国造として派遣。

 蘇我一族は代々の
守護神である「春日神社」
「比咩神社」の両分霊を
勧請・創建したといわれる。

 現在の主祭神は蘇我
比咩大神と千代春稲荷大神。
配神に天照皇大神、春日神、
八幡神を祀る。

 中世には春日神が
信仰の中心となり、「春日
大明神」と称していたという。

 紀記神話の伝承から
蘇我一族の派遣、その
変遷に歴史が偲ばれる。


拝殿


所在地 千葉県千葉市中央区蘇我町1-188
主祭神 蘇我比咩大神、千代春稲荷大神
社格等 旧郷社
備考 弟橘姫入水伝説



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