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小野神社(神奈川)


鳥居


 小野神社(おのじんじゃ)は
神奈川県厚木市ある神社。

 厚木市の西部、丹沢山
裾の「小野の里」にある。
近くに七沢温泉がある。

 小野の里は美人の
小野小町の出生地とも
いわれ女性に人気という。

 愛甲郡総鎮守、
相模国の延喜式内社
十三社の1社で知られる。

 創建については定か
ではない。社伝によれば
行基が薬師如来像を刻み
当社に奉安したと伝わる。

 愛甲村に館を構え
名手として名高い愛甲三郎
季隆(すえたか)が篤く
信仰し社殿を再興。

 なお、愛甲氏の本家
の横山氏は小野妹子の
子孫と伝えられる。

 江戸時代には「閑香
(かんか)大明神」と称し、
扁額に今も掲げられている。

 一般には小野の「閑香さま」
と呼ばれていたという。

 拝殿は1968年(昭和43年)、
藁葺きから鉄板葺きに替えられる。


拝殿


所在地 神奈川県厚木市小野428
主祭神 日本武命
資格等 式内社(小)、旧郷社
備考 相模国十三社



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