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大洗磯前神社(茨城)


一之鳥居


 大洗磯前神社
(おおあらいいそさきじんじゃ)は
茨城県東茨城郡にある神社。

 鹿島臨海鉄道・大洗
鹿島線「大洗」駅から車で
10分程の所、太平洋に面した
岬の丘上に鎮座する。

 大己貴命(大国主命)が
国造りのため境内前方の
岬の岩礁に降臨したとの
伝承がある。

 降臨の地は神磯(かみ
いそ)といわれ、海岸に
立つ鳥居で有名である。

 文徳実録によれば
降臨は文徳天皇の856年
(斉衡3年)とされる。

 永禄年間、戦乱により
荒廃するが、1690年
(元禄3年)水戸藩2代藩主・
徳川光圀により造営。

 3代・綱條藩主の代で
本殿・拝殿・随神門が完成。

 本殿は茅葺、一間社流造。
拝殿は向拝付き入母屋造で
各々県の文化財。随神門は
大洗町の文化財である。

 交差点に立つ一之鳥居
(明神鳥居)は高さ16mあり
関東有数といわれる。


拝殿


所在地 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
主祭神 大己貴命
資格等 式内社(名神大)、旧国幣中社、
別表神社
創建年 (伝)856年(斉衡3年)
備考 大己貴命降臨伝説



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