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鬼神社(青森)


鳥居


 鬼神社(きじんじゃ)は
青森県弘前市にある神社。

 弘前から岩木山を左手に
見ながら向かう県道沿い
の「鬼沢」に鎮座する。

 地元の人は「おに神社」
ともいい、通称「おにがみさま」
と呼ばれる。

 創建は定かでないが
社伝によると、坂上田村麿
東征の際、岩木山の高照姫神
の霊験により再建と伝わる。

 「鬼沢」には鬼に纏わる
次の様な伝承が残る。

 弥十郎という農夫が
岩木山の赤倉から下りて
きた大人(オオヒト=鬼)と
相撲をとるなど仲良くなる。

 干ばつには水路を造り
村人を助ける。それが
村名「鬼沢」の由来という。

 鬼には角がなく、節分
には「鬼はうち、福はうち」と。

 拝殿には鉄製農具が
多く奉納されている。

 「鬼沢のハダカ参り」は
男衆がふんどし姿で冷水に
漬かる「水垢離(みずごり)の
儀」で市の無形民俗文化財。


拝殿


所在地 青森県弘前市鬼沢字菖蒲沢151
主祭神 高照比女神、伊奘那岐大神、
大山祇神
社格等 旧郷社
通称 おにがみさま
備考 鬼伝説の里



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