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高照神社(青森)


随神門


 高照神社(たかてるじんじゃ)は
青森県弘前市にある神社。

 岩木山の南東、百沢
温泉の近くに鎮座する。
弘前藩4代藩主・津軽信政
の霊を祀る神社で知られる。

 信政は1710年(宝永7年)
死去。信政の遺命により
5代藩主信寿が1711年
(正徳元年)廟所を設営。

 1712年(正徳2年)
本殿を造営、信政の神霊を
遷祀したのが起源とされる。

 1730年(享保15年)、
「高照神社」と称し津軽氏
歴代の崇敬社となる。

 社殿は鳥居、随神門、
拝殿・幣殿、中門、本殿が
東西に一直線に並び
奥に信政の廟所がある。

 吉川神道に基づく
独特な社殿構成といわれる。

 吉川神道は神道の一派で
伝授されたのは、全国でも
会津藩初代藩主・保科正之と
信政の2名のみという。

 国内で唯一現存する
貴重な社殿建築とされ
主要な建物の社殿8棟は
国の重要文化財である。


拝殿


所在地 青森県弘前市大字高岡字神馬野87
主祭神 津軽信政命
社格等 旧県社
創建年 1712年(正徳2年)
備考 弘前藩4代藩主廟所



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